「ステークカジノで収益に税金は発生するの?」
「税金とかよくわからない。どうすればいいの?」
などと、不安に思う人は多くいるでしょう。
ステークカジノを含め、オンラインカジノで得た収益は一時所得として扱われ、年間で50万円以上の収益があると納税しなくてはいけません。
この記事では、一時所得の計算方法や確定申告書の書き方などを紹介します。
税金関係は無料で税理士に相談できるので、初めてでわからない人は必ず税理士に相談するようにしましょう。
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【目次】好きな所からお読みください。
ステークカジノで50万円の利益がでたら納税の義務が生じる
オンラインカジノで得た収益は一時所得に分類され、年間で50万円の収益を得ると、税金を納める必要があります。
税金を納めなかったら脱税になってしまい、延滞税を課税されてしますのです。
そうならないためにも、いくらの収支なのか、一時所得の計算方法、確定申告のやり方を把握しておきましょう。
一時所得の計算方法
オンラインカジノ得た収益は一時所得として扱われ、一時所得は計算式によって算出できます。
「一時所得の金額」＝「1月～12月までの勝利金の合計」－「支出の合計額」－「特別控除額（50万円）」
1月～12月までの勝利金の合計が150万円だったと仮定し、支出の合計額が30万円だった場合、120万円になります。
そこから特別控除額として50万円が引かれるので、一時所得の金額は70万円になります。
一時所得の金額が50万円以上なら税金を納める必要があるので、この場合は納税の義務が生じます。
また、サラリーマンの場合は一時所得が70万円を超えた場合、課税の対象となるの注意しましょう。
課税の対象額の計算方法
次に、課税の対象額の計算方法を紹介します。
計算式は以下のとおりです。
「一時所得の金額」×1/2＝「課税の対象となる一時所得の金額」
先ほど紹介した70万円を一時所得の金額と仮定します。
一時所得の1/2は35万円です。
したがって、課税の対象となる一時所得の金額は35万円になります。
計算式に当てはまれば、カンタンにいくらが課税の対象になるのかがわかりますね。
確定申告書を作成する方法
納税するべきかどうかがわかったら、次にやることは確定申告書の作成です。確定申告書の詳しい書き方は、国税庁のホームページに記載されているので、そちらを必ず確認してください。
ここでは、カンタンにどういった項目に何を記載するべきなのかを紹介します。
確定申告に必要な書類を集める
まずは、確定申告に必要な書類を集めましょう。
確定申告に必要な書類は以下の3つです。
- 源泉徴収票
- 支払調書
- 支出に関する領収書
支払調書とは、お金を支払う事業者が税務署と支払った人に、支払いの内容を発行するものです。
オンラインカジノは大抵、支払調書を発行してくれません。
そのため、日ごろからオンラインカジノにいくら使ったのか、いくら勝ったのか、その収支はいくらなのかを記録しておく必要があります。
ただ、収支表を作成している人は多くはいないはずです。
そんな場合は、「取引履歴」に残っている入金、出金、ベットの項目を確認しましょう。
確定申告書を作成する
確定申告書を作成するには確定申告書Aが必要です。確定申告書Aは会社員や年金を受給している人が確定申告をする際に使う申告書のこと。
実際の用紙はこちらです。
確定申告書Aには、第一表と第二表の2枚があり、その両方に必要事項を入力しなくてはいけません。
確定申告書Aは、税務署や国税庁のホームページから入手できるので、すぐに確保しておきましょう。
確定申告書の書き方
確定申告書の書き方を紹介します。
一時所得の記載方法は、以下のとおりです。
- 第一表を埋める
- 第二表の所得の項目に「一時」と記載する
- 種目・所得の生じる場所には「懸賞」と記載する
- 収入金額は特別控除額の50万円を引く前の金額を記載する
- 必要経費には、勝ったときのみの支出額を記載する
実際の記入例は次のとおりです。
初めて見る人にはややこしくて、どこに何を書けばいいのかわからないでしょう。
確定申告書の詳しい書き方は、国税庁のホームページに記載されているので、必ず確認してください。
確定申告に関するよくある質問
確定申告に関するよくある質問に答えます。
- 確定申告はいつ行うの?
- 脱税をしたらどうなるの?
- 出金をしなければ納税の義務はない?
- 会社にバレないようにする方法はある？
上記4つの質問に順番に答えます。
確定申告はいつ行うの?
確定申告をする時期は毎年決まっており、毎年2月16日～3月15日の間に行います。時期によっては、確定申告の期間が延びる場合がありますが、基本的には毎年2月16日～3月15日の間です。
確定申告の対象となる時期は1月1日～12月31日までに得た収益になります。
1月1日～12月31日までに得た収入を、翌年の2月16日～3月15日の間に済ませ、納税をします。
脱税をしたらどうなるの?
脱税をしたら追徴税を支払う義務が生じます。追徴税は、本来納める分の税金と実際に収めた金額の差額です。
また、それだけでなく、4種類の「付帯税」「加算税」「延滞税」「利子税を支払う義務が生じます。
脱税によるリスクがあまりにも大きいため、年間の収益が50万円を超えているかもしれない人は、必ず税理士に相談しましょう。
税理士でなくても、確定申告会など、無料で相談できる場所は用意されているので、不安な人は事前に徹底的に調査しておくことをおすすめします。
出金をしなければ納税の義務はない?
一時所得は、収益が発生した時点で税金の支払い義務が生じます。仮に年間で50万円以上の一時所得があることがわかり、口座に出金していなくても、一時所得として納税をしなくてはいけません。
とはいえ、税務署もそこまで暇ではないので、オンラインカジノの口座まではチェックされないでしょう。
会社にバレないようにする方法はある?
会社にバレないように一時所得を納税する方法を紹介します。
会社に勤めている人は、確定申告書の第二表に記載されている、「住民税・事業税に関する項目」で「自分で納付」にチェックを入れましょう。
「自分で納付」にチェックを入れておけば、住民税徴収票が自宅に届き、会社にバレずに納税できますよ。
まとめ
この記事では、ステークカジノで得た収益に税金はかかるのか、確定申告書の書き方を紹介しました。
オンラインカジノで得た収益は一時所得として扱われ、年間で50万円以上の収益が発生したら納税が義務が生じます。
税金関係は理解するのに時間がかかり、ややこしいものです。ですが、脱税のリスクがあまりにも高いので、必ず納税するようにしましょう。
初めてでわからないひとは、無料で税理士に相談できます。確定申告の時期になると、各地の税務署で確定申告相談会も行われているので、必ず利用しましょう。
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